アンドロイドのパートナー
こんにちは!
先日、ウーバーの運転手に聞いたのですが今パートナーアンドロイドというのが売りに出ているらしいですね。しかも日本人が開発したそうです。
思い通りになる妻、または夫、というのが売りでお値段は$40,000だそうですよ。
思い通りになるというのは好み通りにプログラム出来るという事です。議論になる事はないし、何でもはいはいと聞いてくれるだろうし、またちょっとすねて欲しい時にはすねるかもしれません。
どうもセックスも出来るようですから多分、セックスも思い通りにプログラム出来るのではないでしょうか。
$40,000と言えば日本円で400万円とかですが売り切れでバックオーダーでオーダーする状態だそうです。
その運転手も買いたいと言っていましたね。彼は多分50代で結婚暦は二回だそうですよ。
私が独身だと言ったら彼がそのアンドロイドを買いたいかと聞いてきました。
答えはノーです。冗談めかして独身で寂しくなったら犬を飼うからと言うと、ここでこのアンドロイドは犬にはできない事が出来るとセックスの事を示唆したのでした。
こんな時代が来るのは予測済みです。もうたくさんのSFの映画や小説で紹介されたアイデアですね。
SFのストーリーの結末はいつもの通り悲惨で鬱々となるような結末ですね。アンドロイドが嫉妬に狂って人間の恋のライバルを殺そうとしたり、果ては持ち主がやっぱり人間でない事に物足りなくなってアンドロイドを殺したり。
セラピストとしての予想はこのアンドロイドによって人間は完全な満足に至らないと言うことです。
機械が人間の心を持ち始めるかどうかは分かりません。しかしながら人間の心を持たないロボットですから人間の心に接している感じはしないと思います。
セックスでは例えば大人のおもちゃなどで人間の形をしたものがあると思いますがそれではやっぱり満足はないわけですね。
結局はその手のものは人間を想定して人間に近い感じを持たせる役目をするものです。しかしながらそれは人間ではないわけです。
ずっと前に人間に限りなく近く見える人形が売りに出されたストーリーで人間に近く見えれば見えるほど人間は違和感を感じると紹介されていました。
偽札でもそうです。精巧に作られていても何となく違和感を感じる。それは人間の第六感なのかもしれません。きっとロボットには第六感はないと思いますね。
最初は珍しくてジロジロと見たり触ってみたりします。接触したりもしくはセックスをするとなるときっとそれなりの勇気がいるでしょう。
人間にそっくりででも人間でないのですから優しく見えても故障が起こって急に凶暴になると