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ア ホール ニュー ワールド

こんにちは!

君に広い世界を見せてあげられる

キラキラ光る、そして魅惑の世界

ねえ、プリンセス、最後に自分の意思で何かを決めたのはいつなの?

君の瞳を開かせる驚きの連続

魔法のじゅうたんの上で

ア ホール ニューワールド(真新しい全世界)

新しく素晴らしい世界観

誰もダメだと言わないし、どこへ行くのとか

ただ夢を見ているだけだなんて言わない

ア ホール ニューワールド(真新しい全世界)

未だ知らぬ目も眩むような世界

でも今私はこの高見からはっきりと見えるこの世界は

あなたと一緒にいるこの真新しい全世界

信じられない眺め

言葉にできないようなこの素晴らしい感覚

急上昇したり急に止まったりまるでジェットコースターのよう

それも限りなく続くダイヤモンドのような空の上で

真新しい全世界

(決して目を閉じないで)

10万もの素晴らしいものを見たり

(息を詰めて、もっと素晴らしいものがあるから)

私はまるで流れ星のように

こんな遠くまで来たから

今までいた所に帰る事は出来ないの

真新しい全世界

(いつでも驚きがある)

そしてまた新しく開拓する地平線もあるし

(全てが驚きの連続)

どこまでもそれを追いかける

それでもまだ時間があったら

この真新しい世界で時間を共有したい

真新しい全世界

(真新しい全世界)

それが私たちの行くところ

(それが私たちの行くところ)

スリリングな追跡

(驚くような場所)

そしてあなたと私

これはディズニーのアラジンを言う映画のサントラなのです。日本語歌詞にもなっていますが日本語だとちょっとニュアンスが違ってきますので自分で直訳してみました。デュエットです。

子供が見たいと言うので見た映画なのですが本当に良い映画でした。ちなみに私たちが見たのは2019年の実写版でしたが歌はこの1992年の方が好きなのでこちらにはそれを載せました。

自分自身でいる事。王子でもなくただの自分。それでもプリンセスとのつながりを感じて最後には身分の違いを乗り越えて結ばれる二人。

ランプの精であるジニーは願いを何でも叶える事が出来ます。王子になりたければなれるのです。しかしながらそれは偽りの身分です。

もし誰にも分からなかったとしても自分は自分が王子でないと知っています。するとどうなるか。自分らしく振る舞えないのです。

世間的に見れば王子の方がもっとパワフルなはずですが王子に成りすました事で自分自身をなくしてしまいかえってプリンセスとの距離を遠くしてしまうアラジン。

アラジンとしてプリンセスに会った時はプリンセスをしっかりリードして良い感じになっていたのですが王子になった途端距離は遠くなってしまいます。

この辺は患者さんの中にもたくさんいらっしゃるのですが恋愛において自分自身のままでいられないと言う方たち。

他人との距離を縮めにくい方たち。恋愛だけでなく友達関係においてもです。

その理由は一つ。自分自身のままでは受け入れてもらえないと思う心から来ます。恋愛の初期において良いカッコすると言うこの現象ですね。

この映画はそれをすごく極端に描いています。そして自分の身分を明かすかどうかで悩んだり。。

自己尊厳(セルフエスティーム)が高ければ自分の身分などどうでも良いのです。自分自身のままで受け入れてもらえると思うはずですから。

自己尊厳(セルフエスティーム)が高いと言う事は自分の大ファンだと言う事です。ファンであれば何でも許せるし何をしてもカッコ悪いとかはありません。

そんな瞬間があったとしてもすぐに持ち直します。自分の大ファンだと言う事は自分が大好きだと言う事です。

この場合、大ファンとか大好きは本当の意味でです。本当の自己愛ならば幻滅などありません。

なぜなら真実の愛とは良いところも悪いところも認めて全ての間違いを許し、そして心底気にかける事なのです。

自己愛が真実の愛なら幻滅などあるはずはないのです。どんなに惨めな思いをしてもそんな惨めな自分をも可愛いと思えるのが本当の愛ですね。

それを愛する人に出来るのは素晴らしい事です。そして一生のうちにいつも一緒、一日24時間、一年に365日一緒にいる人、それは自分だけです。

嫌になれば避けられる人たちとは違って自分を避ける事は出来ないのです。だから自分への真実の愛は幸せの元です。

もし自分の事を嫌いなどと言う事があるとそれはそれは辛い人生となります。避けられようのない自分を避けるには色々な手段が必要となります。

たくさんお酒を飲んだり食べる事でうさを晴らしたり一日中ゲームをしていたり。とにかく工夫しないと耐えられない状況となるでしょう。

普段は何とか過ごせても落ち込んでくると耐えられない状況となったりします。とことん自分が嫌になる瞬間です。

そんな事がなくなるとどんなに気分が良いか想像できますか。

随分前ですがダイヤモンドだったらと言うコラムを書きました。自分がダイヤモンドと思える。これは本物の自己愛でしょう。

想像してみてください。ダイヤモンドなら、どこへ行っても歓声を浴びます。会いたかったの、ダイヤモンドーっと言う具合に。

誰に会ってもすぐに好かれると信じられます。どこに行くにも不安などありません。だっていつも大人気なのです。

ダイヤモンドなら1000人の人の前でも緊張はありません。輝く自分を見せびらかす事でしょう。

それでも1000人の中には2、3人のアンチ・ダイヤモンドもいるでしょう。でもダイヤモンドなら嫌われる事など気にも留めません。

ダイヤモンドなら好きと言ってくれる人だけに着目しているはずです。妬まれて悪口を言われても妬まれたんだとしか思わず自分には全く非はない事を知っています。

これが本物のセルフエスティームですね。

本当に自分をダイヤモンドだと思うには本当にそう思うしかありません。このアラジンが王子にしてもらったようにダイヤモンドにしてもらう事は出来ないのです。

なぜならそれは本当の自分ではないと自分は思っているのですから。

誰よりも輝くダイヤモンドだと心の底から信じることしか本物のダイヤモンドになる道はありません。

ダイヤモンドなら仕事でも何でも自分を信じて会社に利益をもたらすでしょう。なぜなら自分にはたくさんの人を動かす力があると信じているからです。

それだけではありません。会社の商品を売るだけでなく自分自身を売り込む事にも全く問題はありません。

なぜなら自分は真に素晴らしいと信じているからです。自分を売るのに全くちゅうちょはありません。

自分を信じる。これこそが成功への道なのです。

そしてこの歌詞なのですが。本当に素晴らしいと思います。 新しい世界への期待。それは間違いなくポジティブシンキングです。新しいと言う事はそれがどうなるかと言う保証はないのです。

それでも期待を高く持てるのは前向きな考え方から来ます。変化を恐れたり何も変えたくないと思うのは変化によって良い事が起こらないと言う考え方から来ます。

若い時は比較的前向きです。人生において挫折が少ないと怖いもの知らずです。年をとるに連れて賢くなると言いますが言い方を変えれば保守的になったり臆病になったりするのです。

それは挫折を繰り返すうちに期待を高く持たない癖が出来るからです。チャレンジなどしない方が良い、失敗するくらいなら。

それは前向きな考え方ではありません。失敗しても自分は大丈夫だと思えるような前向きな人だけがチャレンジする事が出来ます。

そして新しい自分になり素晴らしいものを見たらもう今までの自分とは違う自分になっているのですから。この歌詞にあるように後戻りはないのです。

違う自分になったら今までの友だちや家族との距離が遠くなるかも知れません。世界観が変わると言うのは価値観が変わる事ですから合わない人が出てきます。

この歌詞にあるようにただの夢だと言われてしまうかも知れません。変わってしまったあなたに良い感情を抱かない人たちは色々な事を言うかも知れません。

それでも自分を信じて後戻りをしないか、それがテストだと思うのです。

自分の夢を信じたり諦めないでいる心。それが私たちの成功の元であり子供のようなチャレンジを恐れない心でなければ夢を見続けることさえ出来ません。

いつまでも夢を追いかけないで安全な道を進む。そんな事を言う人たちは周りにたくさんいるでしょう。

この歌詞にある ”信じられない眺め” や ”言葉にできないようなこの素晴らしい感覚” をどれほどの人たちが覚えているでしょう。

子供の頃にはいつでもあったはずです。

いつでも感動できる心を持ち続ける事。夢を追いかける事。それは生きがいや使命の追求です。たくさんの方々が探している幸せにつながる事なのです。

そしてそれを追求する事は自分を信じる心、自己愛から来ます。本物のセルフエスティームなのです。

あなたも夢や感動を持ち続けませんか。催眠療法ならお手伝いできます。

素晴らしい1日を!!

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