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中毒と依存症


こんにちは!

ロックダウンになり久しいニューヨーク。今週から少しペースを変えて毎日更新する事を目標にしたいと思います。

字数は少し少なくなりますが毎日更新した方が短くて読みやすいだろうと思います。

さて私が修士号の学生でセラピストになるために訓練を受けていた時、たくさんの患者さんたちが例えばHIVの陽性だったりうつであったりそううつであったり中毒患者だったりしました。

どの患者さんも私にはチャレンジでした。それはセラピストとして経験がなかっただけでなく個人としても中毒などの経験がなかったからでした。

時は2000年ごろでHIVはとても怖い病気でしたし中毒だとか思い精神病の人たちとも関わりのない生活を送っていました。

実は修士号のプログラムではたくさんの学生たちが思い精神病の患者を家族として抱えていたり患者さんの痛みの分かるような学生もいるのでした。

今経験を積んだセラピストとなって思うのは私のたくさんの患者さんたちも家族に思い精神病の患者さんたちを抱えていてやはり精神病や中毒が引き起こす家族への影響の大きさを再認識します。

修士号の訓練の中である日、私のスーパーバイザーに中毒の気持ちが分からないと言った事がありました。

スーパーバイザーはもちろん経験を積んだセラピストですから太め以上の私を見て既に悟っていました。

セラピストと言うのは観察力があります。その人が標準より太っているとか痩せているとか、しゃべり方だとか、人に対する姿勢だとかふるまいの色々な事が人となりを告げます。

それらの言葉を超えた情報を行動心理学とも言います。

もちろん私のスーパーバイザーは私が甘いもの好きだと知っていてそして聞きました。「あなたは甘いものが好きですか」そして私はもちろん「はい」と答えたのです。

すると彼女は甘いものを食べないようにできるかどうか聞きました。もちろん答えはノーです。甘いもの好きの私は甘いものをあきらめるのがどんなに困難か知っています。

彼女は私を観察し理解しそして私の中毒の気持ちが分からないと言う質問に答えたのです。

そして甘いものをあきらめる事の困難さを示唆して私に中毒者の気持ちを理解させようとしたのです。

今、経験を積んだセラピストとして気がついて久しい事は中毒と依存症は本当に似ていると言う事です。

ゆいいつ違う店と言うのは禁断症状があるかないかでしょう。

中毒には禁断症状、またはその物質が身体からなくなる時の退行症状があります。それだけが主な違いです。

アルコールの退行症状はいわゆる二日酔いと言うやつです。頭痛や喉の渇き、吐き気などですね。そして退行症状はコカインやヘロインなどにも存在します。

マリワナは退行症状がないので中毒はないと言われています。

実はカフェインは最も中毒になりやすい物質の一つです。専門家はコカインよりもひどいと言っています。

私のようにコーヒーを毎日飲む人は中毒の部類に入っているかも知れませんね。

明日に続きます。

素晴らしい1日を!!




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