催眠の仕組み

こんにちは!

催眠というのはどうもミステリアスなようで日本人の方々だけでなくニューヨークシティで生活している色々な国から来た人たちも私が催眠療法士だと聞くと好奇心満々に聞き返して来ます。

まず本当に催眠療法士なのか、とか。私が人を催眠にかける事が出来るのか、とか。色々な質問です。

答えはイエスです。私は催眠療法士であり、人を催眠にかける事ができます。でも私が催眠療法を知る事になりまた催眠療法士となった理由はきっとその方たちが想像していたものと違うと思います。

私が催眠療法に行き着いた理由はとても単純で、私自身が高所恐怖症だった時に催眠なら効き目があるのではないかと思って試したらその効果に脱帽したのが始まりです。

私はミシガン大学の社会福祉の修士号を取得してサイコセラピストとして訓練も受け、そのキャリアを全うするつもりだったのです。

でも結果的にそうしなかったのは妹の突然の死にも象徴されるようにサイコセラピーには完治や即効的な効果がない事に失望して信じる事の出来ない事をなりわいにする事に抵抗があったからです。

さて無職となって8年が経過した時にこの催眠療法との出会いがあった事は本当に偶然ではないと今は信じています。

そして自然にこんなに効果のあるセラピーなら自分だけでなく他の人たちにも利用してもらいたい、そしてもっとたくさんの人たちに幸せになってもらいたいと思ったのでした。

だから催眠療法士になったというわけです。もともと訓練も受けてサイコセラピストとして患者さんをとっていましたから心理学などの勉強もする必要がなかったのも幸いでした。

さてよく聞かれる質問に催眠が効かない人っているんですか?というのがあります。答えはイエスでありノーでもあります。なんだかはっきりしない答えですが何故かは説明していきます。

そもそも催眠は大変に誤解されています。先日もテレビを見ていると催眠と称してうさんくさそうな洗脳のような事をするスパイのドラマ番組があったりします。

催眠と洗脳は広く混同されています。催眠が人を操って自分の知らない間に悪い事をさせられると言うのは私たちの恐怖や不安が作り上げた神話でしょう。

実際に催眠を使ってそんな事をさせるのは無理だからです。その方の意思に反して何かをさせると言うのは催眠ではなく洗脳です。その辺の誤解が始まりだと思います。

催眠というのは洗脳のようなドラマティックなものではなく、実は意識の下にある「潜在意識」と言う自然な精神状態を指します。

「潜在意識」の状態には自然にランダムに私たち誰でもが1日に2、3度は入る事が出来るのです。よく知られているのは電車の中でうたた寝や高速道路を運転している時です。

そんな時に寝ているのでもなく起きている状態でもないと言うような状態になります。それが潜在意識だと言われています。

高速道路の運転中に絶対にうたた寝をしていないと証言しても脳波を測るとそれは「意識」という通常の起きている状態ではなかったという科学番組をテレビで見た事のある方たちもいると思います。

起きているような寝ているような感じがするこの精神状態が「意識」の下に隠れているとされる「潜在意識」の状態です。

そして実はこれが催眠状態なのです!

え、催眠状態って「潜在意識」なの?その答えはイエスです。

普通の「潜在意識」がランダムに自然に私たちにやってくると言いました。でもランダムに自然にだとその「潜在意識」にいつ入るのか予想出来ません。

でもこの「潜在意識」がとてもパワフルなのは私たちも知っています。潜在意識を使った勉強法やライフコーチも今はたくさんいます。

科学的に言うと「潜在意識」に入ると私たちは脳の95%までを使えるようになり脳の活動スピードは普段(「意識下」にある状態)の100万倍になります。

ちなみに「意識」では私たちは脳の5%程度しか使っていないと言えば驚きますか。でも事実です。

私たちは1日の、そして一生の大半は「意識」と言う状態の中にいますから私たちの誰もが5%程度の脳の使用量のまま一生を終えると言えます。

時々やってくるこの「潜在意識」を使っている時は科学的に超人状態になっている私たちですからこの時にたまたま信じられないような名案を思いついたりひらめいたりするのはうなずけます。

それでもランダムであればそんな超人状態になるのを毎日待っているしかない、となります。

この超人状態を好きな時に起こさせてそれを使って超人になろうと思った人がいたわけです。そしてそれが導入というテクニックを使って「潜在意識」を起こさせる、すなわち「催眠」というテクニックを思いついたのです。

「導入」には振り子などが使われるのが有名ですね。私は使った事がありません。でも使うようになった理由は知っています。

この振り子の左右への動き、これに鍵があります。睡眠中などにも起こりますが人間の脳の働きが活発になっている時に目玉が左右に動くと言うのがあります。

実は理由は分からないのだそうです。これは修士号の時に習ったので今は科学でなぜだか解明しているかも知れませんね。

この現象、目玉が左右に動くと言うのを使って反対に脳の働きを活発にさせようと言うテクニックがあります。

身体に左右代わる代わるの刺激を与えると脳が活発に働きだすと言うのです。これを使った有名なセラピーもあります。

EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing)と言います。目玉の左右の動きから脳を活発に働かせる事を応用しています。

左右の手に握らせたバイブレーターによって交互に刺激を与えるのが一般的です。私はこれを受けた事があるのですがそうでした。

でもただ単に右と左の手を代わる代わる軽く叩くだけでも出来るはずです。それによって脳が活発になります。

私も患者さんの中でちょっと刺激が必要だと思う場合は催眠中に右と左のこぶしを交互に握ってもらった事があります。脳が活発になるからです。

この左右の刺激は脳を活発にさせるものです。でも催眠に導入するのに必要なのは心と身体のリラックスだけです。

なぜかと言うと「潜在意識」とは自然な精神状態なのです。自然に起こる時は心と身体がリラックスしている時です。

だから電車のうたた寝や高速道路の運転の時に起こるわけです。

もっと簡単に言えば電車のうたた寝や高速道路の運転中のような感じになれば「潜在意識」は起こると言う事なのです。

やっぱりリラックスですね。心と身体がリラックスしている時に「潜在意識」の精神状態になるのです。

なので瞑想は「潜在意識」だと思います。もちろんその深さにもよると思いますがきっと「潜在意識」に近いでしょう。

成功者は瞑想する習慣があると言いますからやっぱり「潜在意識」によってひらめきを得たり集中力を養っているのは否めないでしょう。

もっと言えば集中力というのは緊張から来るものではないはずです。真の集中力や持っている力の全てを出したいのであればリラックスするのが一番です。

よく息をしましょうと言います。問題を抱えている時はなおさらです。なぜならパニックにおちいると緊張しリラックスからは程遠くなり問題解決から遠くなります。

どんな状況下でもリラックスしているかどうかが成功のカギです。なぜならリラックスしている状態が一番私たちの能力を発揮できるからです。


この「導入」、ただ単に言葉を使って患者さんの心と身体のリラックスを促すものですが。それを使って起こさせた「潜在意識」を「催眠状態」と言うのです。

「導入」を使ったか使わないかだけでどちらも「潜在意識」なのです。

最初の質問に戻りますが。催眠が効かない人とはリラックス出来ない人となります。これには理由があり、一つはリラックス出来ないタイプの脳を持っている人たちです。

催眠状態、すなわち「潜在意識」の状態というのは通常の脳の状態を持つ方々なら誰でも可能だと言う事になります。

しかしながら、通常の脳ではない場合、それには構造上のものやホルモンの状態など色々な事がありますが。

例えば重い精神病を患っている人、例えば精神分裂病、そううつ病、そして人格障害と言われる症状、例を挙げると連続殺人犯、連続レイプ魔、そして生まれつきに暴力を悪いと思わない、罪悪感がない、自分の事が世界一だと思い込む、などなどのそう言った人格障害、そして重い精神病、そして、発達障害、自閉症、精神薄弱などの症状を持つ方というのは脳が通常の状態とは違なると言うことで催眠が効かないとされています。

通常の脳であれば多少賢いとかそうでないとかあっても総体的には同じ作りに同じ機能ということになっていますから、その場合に同じ調子で催眠にかけると同じように効くといわざるをえません。

効かないには特別な理由があるとしか思えません。マッサージすれば筋肉がほぐれると同じようにマッサージも催眠も同じように効くというのは正論だと思います。

しかしながらこれはリラックスによってもたらされるものですから絶対に受けたくないと思って突っぱねたりリラックスから遠くなるとかからないと言う事もあり得ます。

かからないから精神が強い、というのは嘘です。映画等で催眠が洗脳のように描かれている場合に精神の強さが洗脳を防ぐような印象を与えています。

しかしながら「催眠」と「洗脳」は全く違うものです。このコラムで説明している通り「催眠」とは「導入」と言うテクニックを使って起こさせた「潜在意識」ですからリラックスできる脳を持ち、「潜在意識」の状態、つまり「催眠状態」になる事を受け入れる用意がある人なら誰でも出来ることです。

だから催眠にかかりにくい場合というのは私の経験から言って、その方がかかりたくないと思った時に起きます。何か話したくないことがある、トラウマに立ち向かう準備ができてない、誰にも知られなたくない秘密がある、などなどの理由が挙げられます。

もし、何の隠し事もなく自分自身を全く受け入れているのなら催眠にかかって何かを話すことに抵抗があるわけがないと思いますね。

だから素直で隠し事がなく健康な精神の持ち主が一番かかりやすいと言えると思います。それと問題のある場合もそれに立ち向かう覚悟を決めている人にはよくかかると思います。

逆にうつ、そしてADHD ( 注意欠陥、多動性障害)などは効きます。実際に私の患者さんにはADHDの方々多いですね。多少落ち着きなく催眠中に動き回ったりしますが効果は普通にありますので問題ないと思います。

うつもたくさんいます。催眠療法はうつにはとても効果があります。

前述の重い精神疾患などで催眠が効かないとされると言ったのは実は患者さんとして持ったことがないので人から聞いた話としてここでは紹介いたしております。

しかしながらそううつの診断を受けていると言われた患者さんは複数いらっしゃいますので重い精神病と言ってもいちがいに絶対に効かないとは言えないのだと思います。

それとお子さん、一番若い方で4歳の患者さんがいましたね。きちんと効きました。お子さんは個人差はありますが、夢と現実の区別がつくという年齢なら大丈夫だと思います。

夢と現実の区別がつかず悪夢に昼間も怯えてしまうような年齢だと難しいかもしれませんね。それと基本的にじっとして横になってもらわないといけないのでそれができない年齢は難しくなりますね。

さて催眠に対する新しい見解をお持ちいただけたでしょうか。

何をするにしても最高の状態でするのが理想です。あなたの脳が最高の状態、それが「潜在意識」であり「催眠状態」です。

この機会にお試しください! お待ちしております!

素晴らしい1日を!




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