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地球を救う方法

こんにちは!

私たちの周りには前向きな考え方、ポジティブシンキングが蔓延しています。そしてたくさんの人たちがそれがどんな事なのか分かっていると信じているのです。

でも本当でしょうか? 知っていると思っている事と本当に知っている事は全然違う事ですから皆さんが本当に知っている事を願います。

本当の理解こそが私たちにその前向きな考え方を実行させる事になるのですから。

例えば精神科医の患者さんなどがいらっしゃいます。もちろん心理学の理屈は分かっているのです。だけれどもそれが自身の心理的な問題を解決する事にはならないのです。

理屈を理解する事はそれを癒したり治したりする事とは全く違う事です。筋肉の力を抜けばリラックスできます、と聞いて筋肉の力を抜こうと思ってもそれは簡単にできることではないのと同じです。そんな事が出来るのなら肩こりはありません。

そんな方々の心理的な問題を解決する手伝いをするのが私の仕事であり、筋肉の力を抜けない方たちのためにはマッサージ師の方がいらっしゃるのです。

例えば水泳の話です。前もって泳ぎの本を読んでどんな風に水をかくか学びます。きっと泳げる、と信じるまで読むのです。

そして意を決して水に入るとどうなるでしょう。多分、こんなはずではなかったと思うか、沈んで水を飲んだ時はどうするのかと言う章を読んでおくべきだったと思うかも知れません。

私はテニスの初心者ですが本当にテニスはやってみると難しいものです。そしてその上達は身体の強さや能力には関係なかったりします。

今までの例は身体を使ったスポーツの事だから分かりやすいかも知れません。知る事、知っていると思う事、そして実際にそれを出来るようになる事には大きな差があると言う事です。

そうです。全ての事は同じ理屈で成り立っています。スポーツも仕事もそして前向きな考え方もです。

しかしながら誰が前向きな考え方の水のかき方やスイングをチェックしてくれるでしょうか。大抵の人たちは前向きに見せるのが上手です。どうすればどう言えば前向きに見えるか知っているのです。

本当の自分を見せたりさらけ出したりする事は稀だと言わねばなりません。

時々子供の学校に行く事があります。学校での活動を見たりショーを見たりします。ショーは歌や踊りや音楽なのですが。

そのショーの内容はほとんどが “差別”や “ファイティングスピリット” などだったりします。と言う事はこの世の中は良くないところだと言う考え方なのです。

その考え方やエネルギーは私を良くない気分にさせます。ほとんどショックです。だって誰一人として世の中が良いところだと言う事を子供たちに教えないのですから。

素晴らしい事が私たちの周りで毎日起こっているのにその事には触れないのです。どうしてかと言うとそれが私たちの考え方なのです。

実は全てのものには良いところと悪いところがあります。人々にも、あなたの仕事にもそしてこの世界全体もそうです。そして私たちは良いところだけに注目して生きるべきです。

テレビのニュースなどももっと前向きな話を流せば良いと思います。そして素晴らしい事は本当に日常的に起こっているのですから。そうすれば私たちはもっと前向きに生きられるはずです。