こんにちは!
今週は更新が遅れてしまいました。。と言うのも私の著作本、「成功の法則ー幸せになるには」の英語版がいよいよ2020年の1月3日にアメリカで出版されます。
それに向けての最終原稿が来てチェックをするのに1日しか時間がなかったのです。でも大切な事ですし、何とか仕上げて原稿を返したところです。
英語版は”Rules for Success-How to live happily” となります。ネットの書店でも買える予定ですし、電子書籍も出る予定です。
日本で本を出版した時もそうなのですが自分で書いておいて編集が入ると本当に見違えるようになるのですよね。誰が書いたのかと思うくらいです。でも自分なのですよね。私にはゴーストライターはいません。
初めてニューヨークのローカルの新聞に自分の記事が出た時もこのすごい女性は誰?と思ったのですが自分なのです。
記事になってしまうとすごく見えてしまいます。もちろん書いてあるプロフィールや内容に相違点はないのですがやっぱり記事になるとすごくよく見えると言うのはありますよね。
この本を書いたのは2016年の事です。それまで私は作家になりたいとか本を出すのが夢とかそう言った事は少なくても意識の中では考えていませんでした。
前にも書いた事がありますが作文は好きでした。小学校3年生の時に私の将来のような作文がありそれに私は将来外国人と結婚して外国に住んで男女の双子を産むと書いたのです。
そして実はこの作文の私の将来は実現してその通りになりました。ですがそのアイデアもいつもそう思っていたわけではなくそれを書いた頃にその考えに傾倒していたと言うのが正しい表現です。
潜在意識とは本当に不思議です。意識の中でいつも思っているからかなうと言うわけではないのですよね。どんなに思っても叶わない事は叶わないのです。でもちょっと思っただけでもかなう事はかなうのですよね。
ちょっと思ったと言ってもそれは意識の中で思う事です。潜在意識の中ではそれはちょっとではなく深く思っているのかも知れません。
いつもセッションの際にも言うのですが普段私たちが生活している意識という世界は本当に表面だけの世界です。私たちの本心や信条などは実は意識の中で認識していることから本当にかけ離れていたりします。
意識の中ではこうしなくてはいけないとかこうするのが正しいとか本当はこうしたいけど人の目があるからこうしようとかそんな事は日常生活の中で普通に起こっています。
私たちはこの社会や人の目、標準などを深く承知していてそれに合わせて生活しているのです。そうしなければ罰を受けたり批判を受けたり、人気がなくなったりするからです。
日常生活の中で不都合を感じれば感じるほど多分それは日常生活の中で外の世界に対して発している自分と本当の自分のギャップが大きいと言えるでしょう。
ほとんど自分のままでうちにいる時も外にいる時も振る舞えれば一番ストレスが少ないわけですからね。ありのままの自分でいればいるほど気楽なわけです。
しかしながらありのままの自分を社会が受け入れないと思えば思うほど外と内のギャップは大きくなります。
そしてその理由は社会で脱落したくないだとか人に嫌われたくないだとかそんな理由です。でも本当にありのままの自分を受け入れてもらえると信じられたらこんなに気楽な事はないと思うのですがどうでしょう。
そしてありのままの自分を受け入れてもらえると真に信じる事、またはもし受け入れてもらえなくても自分自身でいられると言う事は真の意味で自分自身に対して本当に快適であると言う事です。
そしてそれを実は本当の自信と呼びます。自信とは自分自信に心底快適に感じていると言う事なのです。
しかしながら自分に嘘はない、ありのままで行動している、と信じていたとしてもやっぱり意識の中の世界ではそれは表面的な観測であり私たちの真実の能力からは程遠い世界での自己評価だと言えるでしょう。
なぜなら「意識」と呼ばれる私たちの起きている状態では私たちは脳のほんの5%程度しか使っていないからです。これは科学です。
実は私たちは自分たちに起こった事全てを覚えていると言います。正確には記憶の全てを脳に保存しているという事です。
しかしながら保存していてもそれをダウンロードして認識するには普段の5%の脳の使用量では困難となります。
膨大なファイルをとても容量の少ないコンピューターにダウンロードするようなものですから昨日の事も正確に覚えていないと言うのは正しい反応だと言えるでしょう。
それでも脳は全てを保存しているのですからこれがまたややこしいのです。自分が意識の中で認識していない事も保存してあるのです。
すると自分の知らないうちに保存してある記憶が何かの拍子に表に出てきてそれによって私たちは反応を経験するかも知れません。
世の中には色々な刺激があふれていますから考えてみた事もない脳の奥底に眠っている記憶が刺激を受けて表に出てくる事は不思議ではありません。
それが良い記憶なら良いのですが悪い記憶だと何だかよく分からないけど気分が悪い、落ち込む、と言うような事が起こるかも知れません。
そして残念ながらそれが悪い記憶である事の可能性が高いと言えるかも知れません。それは脳の性質から言える事です。
脳はトラウマと呼ばれる私たちの精神に負の影響を与えた経験や考えを消化しようとする性質があるからです。
脳にその記憶がありそれが未処理であると。と言うのはトラウマを解消していない状態であると言う事です。
脳はそのトラウマを安全に感じるまで消化しようとする本能があるからです。だから恥ずかしかったり嫌だったりする思い出は機会のある度に何度も何度もあなたの意識に上がってきます。
潜在意識とは私たちに備わったとても自然な精神状態です。潜在意識と言う精神状態は自然にランダムに私たちに訪れています。
だから自分ですごく良いアイデアが浮かんだりする時は実は潜在意識を使っているのかも知れません。
自然な精神状態ですからそれを使っている時も劇的な感じはないのです。寝入りばなや電車に乗っている時、運転している時になりやすいとか言います。
多分瞑想なども潜在意識にすごく近いのではないでしょうか。
この潜在意識を好きな時に起こさせようと言う試みが実は催眠なのです。催眠に必要なものは身体と心のリラックスだけです。
身体のリラックスは私はまず部分部分をリラックスする指示を与えてそしてお風呂につかった時の感覚を疑似体験してもらったりそしてボートに乗って揺れている感じを味わってもらいます。
なぜならこのような刺激が私たちをリラックスさせると分かっているからです。
そして身体がリラックスしたら今度は数を逆に数えてもらいます。これは心のリラックスです。麻酔などをかける時もそうですよね。
これだけで実はあなたは催眠にかかっている、すなわち潜在意識を使っている状態となります。
だから全然ドラマチックな感じはなく本当にリラックスした状態だと言えます。催眠のイメージからは遠いかも知れません。
しかしながらそのパワーは強大です。普段5%程度しか使っていないあなたの脳は潜在意識と言う状態になるだけで95%までを使えるようになります。
科学者が言うには人間が本当に100%脳を使えるようになったらコミュニケーションに言葉はいらないし、ものを動かすのに触る必要もないと言います。
脳の潜在能力と言うのは計り知れませんし、実は私たちにはあまりわかっていない領域だったりします。
それだけではありません。あなたの脳の活動スピードは普段の100万倍となります。なのであなたのスーパーヒーローバージョンと言えるかも知れません。
それが潜在意識、すなわち催眠状態なのです。このパワーを使ってセラピーをするのが私の仕事です。
私は修士号を持った訓練を受けたカウンセラーですから正しい質問をしたり患者さんが人生を変える手伝いをするのは私の仕事なのですが、それだけでなくここでは私の患者さんの脳の能力はスーパーになっていると言う点が他のカウンセラーとは違う点なのです。
そしてそれが私が催眠療法士であると言うことになります。
もしかしたら私は意識ではなく潜在意識で外国に住んで外国人と結婚して男女のハーフの双子を産むと言う事をずっと考えていたのかも知れません。
だって現実になりました。
本を書いた時もそうです。本など書けないと思い込んでいたのは意識の中でした。ある日一行目から書き始めたら2週間で100ページほど書いていました。
と言う事は私には本は書けたのです。でも意識の中で書けないと思い込んでいただけだったと言う事です。
本を出版する事は私の意識の中にはなかったプランです。でも書き始めてから多分5ヶ月くらいで出版社と契約する事となりました。
出版社や業界に何のコネもなくただ書いてそれを出版社に送っただけなのです。だけどその時に不思議なことが起こっていました。
私は書き始めてすぐにこの出版される本の表紙のイメージを見始めました。これはポジティブビジュアリゼーションと言って脳の機能の一つだそうですね。
そうです。意識の中で考えていないように見えても私の潜在意識は私のためにずっと働いていたのです。
だってそれは現実になりました。本を出版するのに何年もかかるとか難しいとかそれは私には起こりませんでした。
それは多分、何年もかかるとか難しいとか、そんな事を全く考えなかったからだと思います。
それが何であっても難しいと信じれば難しいし、簡単と信じれば簡単なわけです。
潜在意識と私たち。とても興味深いと思いませんか。
あなたも潜在意識を使って自分探し、自分の可能性を追求してみませんか。お待ちしております!
素晴らしい1日を!!
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