宇宙と会話する日々
こんにちは!
実は私はもともと全然スピリチュアルな事を信じない人でした。催眠療法士になったのもまったくこの催眠療法というものが科学に基づいていたからです。
どういう風にと言うとまずインナーチャイルドの問題。これはまったくの心理学ですよね。日頃イライラする事、なんでもないような事なのにもう気になってしょうがないとかまたは何気ない一言にどうしようもないくらい落ち込んでします。
それらはもちろん今現在起きたその出来事が問題なわけではありません。その出来事はただの引き金でしかありません。
例えば生後何ヶ月かの時に一人で夕暮れまで置き去りにされてもう自分はこのまま一人で死んでしまうかも知れないと思った瞬間があるとそれが心に焼き付いてしまうと言う例も実際にあるのです。
えー生後何ヶ月かの記憶なんてない、と思うでしょう?それがあるのですよ。これも科学です。記憶というのは全部脳に入っているそうですよ。
でもそれを引き出してくる事が出来ないのはそれは実はこれも科学です。普段の「意識」と呼ばれる状態では実は私たちは脳みそのほんの5%ほどしか使っていません。
それが潜在意識という状態に入ると、実はこれは催眠状態とほぼ同じ状態なのですが、すると脳の95%までを使えるようになります。
なので催眠下ではたくさんの記憶、それも本人さえも覚えている事を自覚していないような記憶も出てくる事になります。
だから例えば胎児の時にお腹を蹴られて死ぬかと思ったような記憶も戻ってきたりしてそれが自分の奥底に眠っている死への恐怖につながっていた事を知る事になります。
そんな場合はこの方は何となくビクビクしながら生きていたりちょっとの事で動揺したりパニック発作や強迫観念症だったりします。
そんな症状の大元の理由となる出来事に行き着く事が出来るのはやっぱり催眠療法ならではなのですよね。
それだけではありません。理由に行き着いてもいわゆる価値観の書き換え、潜在意識の書き換えを出来るのはやっぱり潜在意識、すなわち催眠下において私たちの脳が素晴らしい状態にあるからに他なりません。
問題を解決するには理由を知る事、そしてその理由に基づいて治療をする事。この両方が出来る催眠療法だからこそ今まで解決できなかった問題も解決できるのですよね。
患者さんの中にはあらゆるセラピーを試した方が多くいらっしゃいます。頭蓋骨に穴を開けるような危険なものやLSDなどの薬物を使ったものなど、でもやっぱり心の問題を解決できなかったのですよね。
そして最終的に私のところに来た、という方々がやっぱり多いです。最後の砦という感じですね。そんな折に効果を実感していただくと本当にこの仕事をしていて良かったと思います。
そんな事なのでスピリチュアルな事は本当に信じていなかった私ですがこの仕事をしていて本当に信じざるを得ない状況になりました。
私に備わっているこの能力なのですが患者さんの潜在意識の中にある情報や映像などが見えると言うこと。
それは本当に自分の中では科学だけでは説明しきれないものです。でも本当にできる事は受け入れるしかないのですよね。