こんにちは!
さて昨日は悪霊であれ家庭内暴力であれ腐れ縁であれやっぱり捨てるのは自分しかないという話でした。
色々な要素がありだからそうシンプルに切り離す事が難しい場合もあるのだと思います。もちろん今現在の問題だけでなく執着を切り離せないと言う事はカルマやインナーチャイルドの問題でもあるのですね。
過去の問題も含めてやっぱり負のリリースが決めてだと私は信じています。ポジティブを定着させるにはやっぱり負(ネガティブ)を手放す事が大きいですよね。
これは単純な算数ですから負が多いと正(ポジティブ)を増やすのには苦労します。正を上げていくのと負を消去するのはゴールは同じです。
しかしながら負が大きいとその負を手放す事がとても重要です。エネルギーは波動であり流れがありそして気ですから良い方向に行き始めると素晴らしいしでも悪い方向に行く可能性もあるわけです。
負をリリースするのはその流れを修正する意味でとても大きな効果があります。
負のリリースなしで例えばボロボロになった壁の上からペンキを塗ってもそれはただのペンキの上塗りです。
ボロボロになった部分を削ぎ落としてさらの木や土台が出てきてからさらにそれをきれいにしてそれから美しいペンキで塗るべきなのです。
身体で言えば傷が膿んでいればまず傷口を切開してウミを出します。そうしないと表面はよく見えてもどうしても中は癒えません。
だからエネルギーワークや潜在意識などでも私は負のリリースはとても大切だと信じています。
負のリリースなしで上からポジティブなものを入れてもそれは本当の意味でのヒーリングや前向きさにならないのです。
そしてそんなエネルギーは妙な歪みを持っています。そんな時は患者さんにどんな事でそんなエネルギーになったのかそれとなくお聞きしています。
するとやっぱりエネルギーワークなどで負をきちんとリリースしないまま前向きさを植えつけようとした事が分かったりします。
自分の中の負を見ないようにしたりないと見なしたり。でも負や過去というのは向き合って昇華してこそ本当の意味での解決があるのです。
今の自分を作っているのは過去の出来事ですから今の自分を完全に愛するには過去を受け入れる事は本当に重要です。
自分の中に受け入れられない事があるとどうしても自分を愛せません。考えないようにしたり無視するとインナーチャイルドがかまって欲しくてどんどん積極的にアピールしてくるでしょう。
良い事も悪い事も全て受け入れてこそ本当の自己愛があります。過去に向き合う事は時にしてとても厄介な事です。
でも完全に昇華していないとやっぱり最後にはそこに戻っていくのですよね。
さてエネルギーは呼び合うものです。もちろん一方通行ではないのです。だから負のエネルギーを持っていると負を呼んでしまうと言うのはあるでしょう。
ちょっと前に見たティナ・ターナーの伝記映画もそうでした。前夫からDVを受けていて周りのみんなは彼から離れるように言うのですがどうしても離れられないのです。
それはもちろんこの人を見捨てたくないと言うような自身の中にある感情が彼女を止めているのですから。
最後に前夫が拳銃を持ってコンサートの楽屋に現れ、一緒に死ぬと言うのですがそれでも彼女は「だから何だと言うのだ、たくさんの人が私を待っているから私は歌うんだ」と言うようなことを言うのですよね。
以前の彼女なら彼を恐れたり取り乱したりしていたはずなのにこれを見た前夫はその場を立ち去りそれからは彼女に近寄らなくなったと言うようなストーリー展開になっていました。
色々な事が理屈ではないのですよね。夫婦というのは長年一緒にいると相手を知り尽くしていますから相手の弱点やこう言えば嫌と言えないようなソフトスポットも知っています。
だからこう言った展開では去る方にもそれは並ならぬ決心が必要となります。
過去の経験や色々な理由で負の環境を去れない。それはあります。これを執着だと言ったり自分を大切にしない自己イメージの問題であるとか心理学では言います。
そしてそれが何であっても何かを捨てるというのは本当に大変な事です。だから断捨離はただものを片付けるだけのものではなく精神論なのですよね。
そしてあちらさまがあなたに執着したりあなたに留まろうと言うのにも理由があると思うのですよ。
古い映画ですがポルターガイストだとか。あれは悪霊たちがあの少女の光を好んであの少女を欲しいと思う気持ちがあの家にたくさんの霊を引きつけたという設定になっていました。
もちろんこれはフィクションですが理論は同じだと思います。
悪霊に同情したり可哀想だと思ったりするとやっぱりエネルギーは引き合う事になるのかも知れません。
明日のコラムに続きます。
素晴らしい1日を!!
Comments