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Writer's picturemitsuny

日常があなたを作るわけ



こんにちは!


毎日のように前向きな生き方や幸せの事を書いたり話したりしていると自分でも気がつかなかった事を考えさせられたり色々な結論に達したりします。


ちょっとだけ気がついた事を書きたいと思います。その後子育てを話しますね。



まず前向きだと言う事と現実を軽視する事は根本的に違います。心理学用語にもありますがDenial(否定)と言うやつです。


例えばガンになった。それを認めたくないわけですね。だからその事を考えないようにします。それは治療のオプションなども含めてです。


例えばとっても悪い事を誰かにしたのにそんな過去の事を掘り下げるのはネガティブだ、とその人を責めたり。


これは典型的な否定です。これは問題がないと思う事でその問題を解決する必要もなくなるのです。


そう問題がないと解決する必要はありませんね。だから心理学的に自分の心を守るためにこの否定に走ります。


問題があると認めると対処しなければなりません。それをしたくないか、それが辛すぎるか、そんなところでしょう。


夫婦の問題とかもそうですね。問題があるのに放置する。これは気がつかないフリをする事で問題解決をしなくても良いとなりますから。


コロナが流行っても自分は大丈夫と思いたいがためにマスクをしないとか。そんなのは否定かも知れません。


それを自分はポジティブだからコロナにはかからないと思い込んだり。この辺は前向きと無知の差と言えるでしょう。


都合良くポジティブを解釈しない事です。








前述のように過去を清算するには自分の負の感情と向き合いそして更にはそれをリリースする事ですからそのためにはもちろん何が問題だったのかきちんと理解する事は不可欠ですね。


私の仕事というのは実はこの問題をピンポイントしてそれを解決するお手伝いをする事なのです。


さて子育ての話です。両親はとにかく心理学では自分の考え方の基礎や行動に深刻な影響を及ぼす人となっています。


さて、心理学では親と同じような大人になると言うのは常識です。いや、これは成功しているかどうかの話ではありません。


家の中での機嫌の良さや悪さ、態度や力関係、そんなものですね。


自分の親の事を嫌だと思って育っても大人になったある日親にそっくりの自分を見つけて愕然とするとかよくある話ですよね。


皆さんも自分の親の良いところ、悪いところ全部知っていますよね。そしてこんなところは嫌、と思うところもあるはずです。


それでも残念ながらそんな嫌だと思うところが親そっくりになってきた自分に気がついたりします。


それはどうしてか。あんなに嫌と思ったのに、と思いますよね。でもそれには訳があります。


親の考え方、仕草、行動パターンがあなたが唯一もらった親のあり方のサンプルなのです。


休みの日に疲れてごろごろする。そんな父親を持ち、それが嫌だった、と思ってもある日鏡の中に親父そっくりな自分を見つけてがっかりしたり。


小言の多い母親のようになりたくないと思っていたらある日母親そっくりの小言を言っている自分を見つけて驚愕してしまう。ありますよね。

それは子供の頃に日常の生活の中で毎日のように繰り返されて当たり前になった光景があなたに刷り込みで親とはこう言うものと記憶させるからです。


毎日の習慣やシーンの連続が大人になってからその当たり前の日常を再現させるのです。


日常とはこういうもの、と子供の頃の生活はあなたに日常のあり方を教え込んだと言えますね。


さて明日のコラムではこの負のサイクルをどうやって断ち切るかの話です。お楽しみに!


素晴らしい1日を!!




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