罪と許しの法則


人間のエゴが引き起こす間違った選択や決断により発生する過失や犯罪の数々。それは究極的には世の中の事を自分の思う通りに運びたいと言う事です。

コントロールなどと言うのは私は望んでいないとか別にどうでも良いと言うかも知れません。

でも突き詰めて考えると日々の事の問題の全てこのコントロールが原因です。

例えば成績が上がっていると良いのに、そうすれば自分の欲しいものを買ってもらえる。あの人が私の事を好きなら良いのに、とか。

それだけなら全く問題はないのです。でもそうでなくては嫌だ、と思うと話は変わってきます。

そうでなくては嫌だと言うのはその事柄に依存しているのです。ただ望むなら何の罪もないのです。

でも期待を裏切られた時に良しとできないのはもう依存と言えるでしょう。

恋人と一緒にいて幸せだと言うのは良いのです。でも一緒にいられないと嫌だと言うのはまた別の問題となります。

失恋して落ち込むのはあると思いますが相手を恨んだり責めたり出会わなければ良かったと思うのはやっぱりネガティブだとなります。

そしてもう傷つきたくないからと2度と恋に落ちないと決める、それはまた同じように傷つく事を想定して予防線をはる防衛本能です。

仕事でもそうです。こんなに努力したのだから成功するはずだ、と夢見るのは良いのです。期待は大きくです。

でも思い通りに行かないと失望します。ポジティブに生きる、それはコントロールを手放す事ですがそれは想像以上に難しいものなのです。

でも実は人生をコントロールするなんて大それたことと気がつけば人生がもっと楽になるはずです。

罪があれば許しもあります。許しとは本当にポジティブなものだと私は思いますが時によりとても難しいものです。

まず謝罪したから許すとか謝罪がないから許さないとかそう言った事にはなりません。

学校教育などでも疑問に思うのですがまず悪いと謝りなさい、と言われます。そして謝るのですが謝ると被害者の方には許しなさい、となります。

謝罪したから許すとか私はナンセンスだと思っています。謝罪というのは相手に許しを乞うためにするものではないと私は信じています。

謝罪によってその人の間違った態度や行動がなくなるわけではありませんから。

レイプ犯はずっとレイプ犯なのです。私の患者さんにもこれには苦しみます。それは許しです。

謝罪も許しも実は誰か他の人のためにするものではありません。

謝罪する事により悪い事をした本人が悪い事をした事を認めその問題に対処するためにするものです。

許しもその悪行を帳消しにしたり肯定するものでもありません。許しとは許さないと言う負の感情のリリースです。

被害を受けた人が相手を許さない、憎み続けると言う負の感情から自分を開放する行為です。

だって負の感情を持ち続ける事でその負の感情が加害者を痛めつける事も実はないのです。そして憎しみを持ち続ける本人に何も良い事はありません。

逆に謝罪したって許さないと言われる事もあるし、謝罪されてもやっぱり許さないと思う事もあるでしょう。

要するに謝罪も許しも相手には全く関係がない自分の中で起こるものです。

誰か他の人があなたの中にある負のエネルギーを消去したりリリースするわけではないのです。

謝罪されても許したくないのは負をリリースして前に進む事を拒んでいる結果かも知れません。

謝罪した方も許してもらえるかどうかは実はあまり関係がないと思います。許すと言ってもらえた事がきっかけになり自分を負の感情から解き放てると言うのはあるのかも知れません。

つまり許すと言ってもらえた事で自分の負の感情をリリース出来る事があるから許しを求める人が多いのだと思います。

でも実は許すのは究極的に相手ではありません。自分が自分を許すかです。そして許しは負の感情のリリースです。

そしてそして自分を許しても自分の犯した罪が消える事はありません。でもその罪と自分がどう向き合うか、罪を教訓にして良い人間になれるかどうかが焦点です。

レイプ犯であればそれは変わりません。でもそういう自分とどう向き合って生きるかが大切なわけです。

負の感情というのはそれが何であれずっとキープしても良い事は一つもないわけですから。

罪を犯した状況の中で自分がどう生きるか、なわけですね。

それが罪であれどんな過去であれ、それと向き合う方法を見つけて幸せに生きる事、それが大切です。

それは加害者にも被害者にも言える事です。

明日のコラムに続きます。

素晴らしい1日を!




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