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中毒とダイエットのリバウンド



こんにちは!


さてアル中から回復中の人がどうして元の木あみになるのか、です。


ここで最初に私がセラピストとして訓練を受けていた時の話に戻ります。中毒者の気持ちが分からないと言ったらじゃあ甘いものを諦められるか、と聞かれた話です。



中毒とはその物質を科学的に身体が求める症状です。禁断症状がその例です。そしてアル中の人たちというのはお酒がもともと大好きな人たちだと思います。


だからたくさん飲むのです。そしてそれが中毒になる訳です。中毒であればコカインやヘロインもあります。


コカインは興奮剤ですから多分とても落ち込んだ気分になると使いたくなると思います。そしてヘロインは鎮静剤です。だから緊張感が高いと使いたくなるでしょう。


そして使うと大抵の場合中毒化するわけです。それは中毒や習慣化する物質を使うから習慣化し中毒になるという単純な理由です。



しかしながらお酒もコカインもヘロインも使わない人たちにもたくさん使ったり大好きなものはあるでしょう。


それは甘いものであったり食べる事であったり、ギャンブルであったりセックスである人も多いですね。


でも食べることやギャンブルやセックスは業界では中毒とは呼ばない訳です。それは依存症なのです。


でも依存症も中毒も根っこは同じです。自分の大好きな物質であったり事であったり、それをたくさん使う、たくさんする、という事なのです。


お酒が好きならたくさん飲むしコカインが好きならたくさん使うし、ギャンブルが好きなら家も抵当に入れるでしょう。食べるのが好きならそれは大変な肥満状態になるまで食べるのです。


しかし食べ物は中毒でなく依存症と今のメンタルヘルス業界では位置付けています。


しかしながら大好きなものをたくさん使ったり、したりするのが基本的な問題だと言えるでしょう。



コカインやヘロインであればすぐに死んでしまう可能性もあります。例の過剰摂取(Overdose=O.D.)というやつです。


薬物と言うのはたくさん使い過ぎると大変危険ですぐに死んでしまう事があるのです。でも使い続けると使用料が増えるのは自然な成り行きと言わねばなりません。


なので薬物を使い続けると死の危険と隣り合わせという事になります。



アルコールなら過剰摂取というのはあまりありません。もちろん高校生が飲み過ぎて急性アルコール中毒で死亡などというニュースも少なくありません。


でもこれもアルコールと薬物の併用で死に至る場合も多々あります。


アル中は専門家がとても時間のかかる自殺であると呼ぶように長い事使用すると徐々に肝臓を痛めて心臓発作であったり他の病気により死亡したりもします。



なので中毒はとても危ないと特筆されていますが、では食べ過ぎはどうでしょう。


食べるのが大好きだからたくさん食べる、という場合です。実はこれは薬物のようにあまり危険とされていないように思いますがほとんどの人が食べるのが大好きというのは事実だと思うのです。


タバコもお酒も薬物もやらないとなるとやっぱり食べる事が大好きという人は多いと思うのです。


そして食べ物は例えば薬物のようにリハビリを出てから元の木あみになるのとダイエットを繰り返しても結局また元の木あみになるのはとても似ていると言わねばなりません。


そしてもちろん食べ過ぎは太り過ぎにつながっておりそれは私たちの健康を著しく脅かすものなのです。


胃を小さくする手術をしても結局は食べ過ぎてしまいそのホッチキスを飛ばして元に戻ってしまう人たちも沢山いるのが事実です。


薬物やお酒は中毒でありやめられない事には化学的な理由もあります。でも依存症にはそんなものはないはずです。


それでも依存症は中毒と同じように本当に克服し難いのが事実です。


中毒の人はそんなにいなくても太り過ぎの人は全体の60%に及ぶ事を考えるとその深刻さがわかると思います。


それではこの依存症と中毒をどうやって治療するかについて明日のアップでは述べたいと思います。


素晴らしい1日を!




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