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人生の一大事の際に

Updated: Apr 28, 2020

こんにちは!

4児の母として思います。やっぱりただでさえ忙しいですよね。物理的にどこかに行かなければいけないとかそんな事だけでなく一人一人の状態をチェックしたり、もし助けが必要な時は助け舟を出す必要となります。

小さい時はおしめがぬれていないかとかお腹が空いていないかとかそんな事でしたが大きくなってくると強がったり大丈夫だと言い張ったり嘘をついたり。

それだけでなくしつけや学校の規則、人間としてどう育っているか。そんな事をもカバーしなくてはいけなくなります。

子育てと言うのは色んな側面において簡単ではないのですが。心理学者として思うのはやっぱり育った環境によって性格が形成されたり心理面の問題が生じるのは事実なのです。

お子さんに問題があって学校で問題になったり、生活の面でティーンエイジャーに起こりやすい症状ー例えば摂食障害だとか登校拒否だとかーが起こる場合、やはり親御さんの生活のあり方や夫婦の問題が大きく影響している事が多いのは事実です。

これはもちろんご両親にきちんと職があるかとか離婚していないかとかそんな基本的な事だけではありません。

っくりと言えばご両親が幸せであるかどうかです。どうですか。あなたは幸せですか。

この質問をされて「はい、とっても幸せです!」と即答できた方は本当に幸運です。多分、多数派の答えは「幸せだと思いますが。。」とか「多分。。」だと思います。

そして続く会話は「職もあるし妻もいるし」とか「お金にそんなに困っていないし」とか「子供たちも健康だし」とかですね。

「幸せなはずなのですが釈然としないのですよね」と言う方もいると思います。

何度も何度も書いている事ですが自分が幸せかどうかと言うのは実は自分で決める事です。妻や職や子供の健康があなたを幸せにしているのではないのです。もちろんお金もです。

でもお金や結婚や職が私たちを幸せにすると言う神話はいつでも崩れる事はありません。それが私たちに「おかしい。。何でこんな気持ちになるのだろう。。。」と思わせる理由です。

どうして知っているかって。それは以前に私も足りないものを探してはそれを得て、その度にまだ幸せを肌で感じられない自分に「どうして?」と問いただしていたからです。

前述の子供4人ですがそのうちの二人は私の妹の子供たちを養子にした子たちです。彼ら(娘と息子)はティーンエイジャーの時にうちに来て今、10年が経とうとしています。

10歳になろうとするこれも男女の双子は私が生んだので10年前に子供がゼロの状態から4人になったと言う変化を経験しました。

これが結婚生活に影響を与えた事は間違いがありません。これをセラピストたちは人生の一大事と言って人生自体を変える出来事であることに違いがないのです。

子供が生まれた、他の土地に引っ越した、夫が昇進した、親と同居した。これらはすべて人生を変える出来事でありこの転機に夫婦に危機が生じたり問題が生じるのは当たり前のように見られています。

もちろん問題が生じたと言うのは正しくないかも知れません。もともとあった問題が大きく浮き彫りになる、と言った方が正しいと思います。

誰でも普段は表面化していない問題を抱えていてそれに人生の一大事が加わった時にそのもともとの問題が大きく表面化して結婚生活自体を脅かすと言うのが正しい言い方でしょう。

夫婦や家族のきずなは日常生活の中で大丈夫だと思っていても実はもろかったり何かの拍子に崩れてしまうように見えるのもこの辺の論理だと思います。

さてこの人生の一大事。これを全く経験しないと言う人はいないと思うのです。何かしらあります。

そして普段、ギリギリの均衡を保っている私たちに降りかかるのです。それも私たちは普段の生活の中でギリギリの均衡を保っているとは思っていません。

以前の自分を含めて普段の生活の中で自分は大丈夫だ、と言い聞かせたり他の人と比べて大丈夫だと思ったり、そんな事は誰でもしている事です。

私自身の例で言えば以前の結婚生活において例えば修士号を取るために学校に夫婦揃って戻ったり、その最終学期に私の妹の突然の死を経験したり、その妹がずっと前に離婚していて子供たちの父親は別の生活を子供たちからはかけ離れて送っていたり。

そして私たち夫婦がその子供たちを養子にしようと決めたり。実はこれは私たちの場合は私の夫の決断だったのですが。

そんな事は人生の一大事なわけです。そしてその後に起こった私たち夫婦の別居や離婚もこの人生の一大事を乗り越えられなかった一例と言えるでしょう。

人生を変える一大事は人生を変えます。もちろんです。

それによってうつや中毒を引き起こす人。今まで持っていた問題はここでまた浮き彫りになる事でしょう。

普段から飲みすぎていた人はもっと飲む事になるでしょうし。普段から怒りっぽい人たちはもっと怒りっぽくなるでしょう。

そんな理由で離婚や辛い別れや失職から立ち直れない人たちはたくさんいます。希望を持って過ごしていた結婚生活や若い頃の夢はどこへやら。その人の人生は本人にもまた周りの人たちにも全く別のものに見えるでしょう。

こで声を大にして言います。

離婚や辛い別れや失職であなたの幸せがなくなった、絶望した、自分は失敗した、と思うのは大間違いなのです。幻想と言えるでしょう。

なぜなら離婚や辛い別れや失職はあなたの幸せには関係がないからです。

その証拠に離婚や辛い別れや失職の前からあなたの中に問題はあったのです。しかしながらそれは浮き彫りにはなっていませんでした。

難しい状況の中でも人は幸せになれる。これは本当です。そして私はそれについての本も書きました。「成功の法則ー幸せになるには」(文芸社)、この本は「Rules for successー How to live happily」(One Piece Books)として2020年1月3日にアメリカで出版されます。

さて8年間の無職から出版やそしてビジネスのオーナーとなった私。そしてその間に実は別居や離婚を経験しています。

そしてこれも声を大にして言います。別居も離婚も私にとって人生を変える出来事、別の言い方をすれば人生の中で最良の出来事だったのです。

夫も夫に頼っていた収入もその安定もシンガポールで雇っていた2人の住み込みのメイドさんたちも今はもちろん私にはいません。

お金や結婚が人を幸せにするならば私は絶対に不幸に感じていなければおかしいはずです。

も私は幸せなのです。

そしてこれは誰にでも体験できる事だと思っています。そしてそのためにセラピストに戻ったのです。

私の人生を変えたのは実は私自身です。でも催眠療法に出会って自分に向き合った事は自分を変えるために必要でした。

離婚も辛い別れも失職も人を不幸にしません。あなたを不幸にするものはただ一つ、それはあなた自身です。あなた自身が不幸せであると決めればそうなります。

そしてどんな状況においても幸せと決める事も可能なのです。そしてそれは周りを見回して自分がどの位置にいるかで決めることではありません。

その証拠に私は周りの人の基準では不幸せに違いないのに、自分は幸せであると決めました。

そうです。別居も離婚も幸せに結びつける人はいません。不幸の理由にする人はいるでしょう。でも私の決断はそうではありませんでした。

自分の人生が何であるか。それは自分で決める事です。あなたも自分の人生に対してクリアーになりませんか。

お待ちしております!

素晴らしい1日を!




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